【第234回放送 1/4】伊勢製餡所(伊勢市)
伊勢製餡所
大正十三年創業の老舗 伊勢製餡所は、北海道十勝産の高品質ブランドとして名高い「雅(みやび)」の新物に加え、上白糖、日本一の清流 宮川の伏流水をふんだんに使用し、添加物は加えず、きわめてシンプルな、最高級の餡(あん)を製造しています。製造される餡は、きめ細かく上質な味わいで、濃厚さが特徴的でありながら、しつこさを感じさせず、多くのお客様に支持される懐かしい味です。
一時、異常気象や外国産の流入で小豆の価格が高騰し、仕入れ原価が利益を圧迫した折にも、取引先との信頼関係を最優先に考え、原材料の高級小豆「雅」を他の品種に変えることなく使用し続け、その味本来の美味しさを最大限に生かす努力・工夫を行っていました。
小豆を何度も洗う工程や、炊き方、砂糖の加減など、職人の目と手の感覚を重視する製法は、今も引き継がれ、伊勢製餡所の伝統というべきあんこの味、色、食感となっています。
この味を守ってきたのは、吉村弘子社長をはじめとする家族でした。機械作業に頼らず手間暇をかけ、昔ながらのやり方で伝統の味を守る。餅文化が根強く残る伊勢でこそ、それを支えたあんこ文化は、時代や目先のニーズに惑わされず、自分たちの味を変えない。「信じたことを疑わず、まっすぐ突き進んできた」と語る、幸雄さんの餡製造におけるこの信念は、伊勢製餡所で働くすべてに浸透する本質といえ、後世にも受け継がれていきます。
一時、異常気象や外国産の流入で小豆の価格が高騰し、仕入れ原価が利益を圧迫した折にも、取引先との信頼関係を最優先に考え、原材料の高級小豆「雅」を他の品種に変えることなく使用し続け、その味本来の美味しさを最大限に生かす努力・工夫を行っていました。
小豆を何度も洗う工程や、炊き方、砂糖の加減など、職人の目と手の感覚を重視する製法は、今も引き継がれ、伊勢製餡所の伝統というべきあんこの味、色、食感となっています。
この味を守ってきたのは、吉村弘子社長をはじめとする家族でした。機械作業に頼らず手間暇をかけ、昔ながらのやり方で伝統の味を守る。餅文化が根強く残る伊勢でこそ、それを支えたあんこ文化は、時代や目先のニーズに惑わされず、自分たちの味を変えない。「信じたことを疑わず、まっすぐ突き進んできた」と語る、幸雄さんの餡製造におけるこの信念は、伊勢製餡所で働くすべてに浸透する本質といえ、後世にも受け継がれていきます。
基本情報
住所 | 〒516-0009 三重県伊勢市河崎1-1-22 | 電話番号 | 0596-28-5543 | 営業時間 | 9:00-17:00 | 定休日 | 日曜日・年始 |
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動画リンク先
vimeo | https://vimeo.com/732672317 |
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YouTube | https://youtu.be/gLIH3PI6Scs |