【第218回放送 1/4】株式会社ナベル(伊賀市)
株式会社ナベル
伊賀市に本社を置く株式会社ナベルは、創業1972年の蛇腹専門メーカー。カメラ用の蛇腹製造から始まった事業は、現在、CTやMRIで使用するカバーの製造、工作機械やロボットアームを守るカバーなど、幅広く展開するに至りました。
カメラ用の蛇腹は、アコーディオンのような伸縮性をもち、カメラのピントを合わせるために、レンズと後部焦点面の中間に備え付けられた、遮光性のある部品を指します。カメラ用の蛇腹がデジタル技術の発展に伴って需要が落ち込んでいく中、永井規夫社長は蛇腹製造の本質的な価値を「何かを保護するためのもの、機能的なカバー」として定義づけ、これまで培ってきた製造技術、提案力から、徐々に戦略領域を拡大してきました。また、同社は業界内で後発だったこともあり、特許取得を積極的に実施。取得にかかる費用は社員を育成するための効果的な投資と捉え、社員と共に発展させてきました。
「100年後に蛇腹は必要ないかもしれない」と語る永井規夫社長。創業者から引き継いだものづくりの精神は「美しい写真を残していくためには、それを写す写真機も美しいものでなければならない」という考え方。正しい素材を・正しい製法で・正しい人がつくることを大切にして、現在も顧客と向き合っています。ナベルは時代の変遷とともに、蛇腹の持続可能性を追求し、その精神までを、世界に発信する会社といえます。
カメラ用の蛇腹は、アコーディオンのような伸縮性をもち、カメラのピントを合わせるために、レンズと後部焦点面の中間に備え付けられた、遮光性のある部品を指します。カメラ用の蛇腹がデジタル技術の発展に伴って需要が落ち込んでいく中、永井規夫社長は蛇腹製造の本質的な価値を「何かを保護するためのもの、機能的なカバー」として定義づけ、これまで培ってきた製造技術、提案力から、徐々に戦略領域を拡大してきました。また、同社は業界内で後発だったこともあり、特許取得を積極的に実施。取得にかかる費用は社員を育成するための効果的な投資と捉え、社員と共に発展させてきました。
「100年後に蛇腹は必要ないかもしれない」と語る永井規夫社長。創業者から引き継いだものづくりの精神は「美しい写真を残していくためには、それを写す写真機も美しいものでなければならない」という考え方。正しい素材を・正しい製法で・正しい人がつくることを大切にして、現在も顧客と向き合っています。ナベルは時代の変遷とともに、蛇腹の持続可能性を追求し、その精神までを、世界に発信する会社といえます。
基本情報
住所 | 〒518-0131 三重県伊賀市ゆめが丘7丁目2−3 |
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ウェブサイト | https://www.bellows.co.jp/ |
動画リンク先
vimeo | https://vimeo.com/695089282 |
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YouTube | https://youtu.be/y9oZeU5AKfk |