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【第217回放送 1/4】万協製薬(多気町)

万協製薬
「僕はいまだに1995年1月17日のまま」と語るのは、万協製薬 松浦信男社長。同社は自社ブランド商品の開発のみならず、スキンケア商品に的を絞った受託製造を行い、約120社に年間500種類、4千万個以上の商品を納入する外用薬の製造工場です。
一方、社業に留まらない松浦社長の活動は、3万点以上を展示する万協フィギア博物館、自身が作詞作曲を手掛ける音楽活動や、地域活性のためのコスプレイベント、多気町から指定管理を受けて運営する「ごかつら池 ふるさと村」など多岐に及んでいます。

先代が1960年に兵庫県神戸市で創業した同社は、阪神淡路大震災にて倒壊し、廃業寸前に。松浦社長は先代より経営を引き継ぎ、三重県多気町にて新たに工場を構え、3人で立て直しを図りました。これまで積み重ねてきた技術・開発力を信じ、医薬品業界では異例の「他社ブランド商品の受託製造」を展開。現在では受託製造だけでなく、逆提案し価値を創出。震災で受けた市場の洗礼に対して常に立ち向かい続けてきたといいます。2009年には経営品質日本一を表彰する「日本経営品質賞」を受賞。その他福利厚生など、社員の心の豊かさに寄り添った経営を行っています。

「どこか執念めいている」と語る松浦社長は、当時異端であった事柄が後にスタンダードになった多くの事例から学び、常に自分を信じ、人生の豊かさ、意義に向き合い歩み続けています。

基本情報

住所 〒519-2179 三重県多気郡多気町仁田725-1
ウェブサイト https://www.bankyo.com/

動画リンク先

vimeo https://vimeo.com/692922678
YouTube https://youtu.be/Fx_WbFgZ1eU