【第206回放送 1/4】きんこ芋工房 上田商店(志摩市)
きんこ芋工房 上田商店
きんこ芋は、伝統的な煮切り干し製法にて作られる干し芋で、この地域の海女が休憩の際に重宝してきた郷土食であり、昔はどの家でも家庭で作られてきた保存食。瑞々しい羊羹のような食感が特徴的で、なまこを干して乾燥させた「きんこ」に似ていることから、こう呼ばれるようになったといわれています。
橘麻衣さんが店長を務める「灯台カフェ」では、安乗岬の絶景を楽しみながら、きんこ芋を使ったスイーツが味わえます。「きんこ芋プレミアムパフェ」は看板商品で、多くのお客様が、優しく甘いきんこ芋を新しいスイーツとして堪能しています。
これまで、この地域の「家庭のおやつ」として一般的だったきんこ芋を、父・久和さんが、志摩地域以外にも流通させたいと商品化に奮起したのが始まり。水分量の多いきんこ芋が日持ちするよう、乾燥機の温度・湿度や天日干しの加減を見極めるなど、試行錯誤を重ねることで安定的な生産につながりました。父の仕事ぶりを見て育った、麻衣さん兄弟は、きんこ芋を後世に守り継いでいくことは当たり前のことと捉え、生産・販売と、それぞれの役割に向き合っています。
現在は、きんこ芋を製造する中で出来る煮汁を芋蜜として展開するなど、新たな付加価値による商品開発も行われています。これからの気候変化や消費者ニーズの変化に、いかに適応していくか。家族一丸となってきんこ芋の未来が作られています。
橘麻衣さんが店長を務める「灯台カフェ」では、安乗岬の絶景を楽しみながら、きんこ芋を使ったスイーツが味わえます。「きんこ芋プレミアムパフェ」は看板商品で、多くのお客様が、優しく甘いきんこ芋を新しいスイーツとして堪能しています。
これまで、この地域の「家庭のおやつ」として一般的だったきんこ芋を、父・久和さんが、志摩地域以外にも流通させたいと商品化に奮起したのが始まり。水分量の多いきんこ芋が日持ちするよう、乾燥機の温度・湿度や天日干しの加減を見極めるなど、試行錯誤を重ねることで安定的な生産につながりました。父の仕事ぶりを見て育った、麻衣さん兄弟は、きんこ芋を後世に守り継いでいくことは当たり前のことと捉え、生産・販売と、それぞれの役割に向き合っています。
現在は、きんこ芋を製造する中で出来る煮汁を芋蜜として展開するなど、新たな付加価値による商品開発も行われています。これからの気候変化や消費者ニーズの変化に、いかに適応していくか。家族一丸となってきんこ芋の未来が作られています。
基本情報【きんこ芋工房 上田商店 安乗灯台直売所】
住所 | 〒517-0507 三重県志摩市阿児町安乗794−1 安乗崎灯台園地 休憩舎内 |
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電話番号 | 080-8260-2310 |
ウェブサイト |
https://uedashoten.jp/ |
営業時間 | 【平日】10:00~16:00 【土日祝】9:30~16:00 |
定休日 |
毎週火曜日 ※火曜日が祝日の場合は、水曜日が代休となります |
動画リンク先
vimeo | https://vimeo.com/664139752 |
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YouTube | https://youtu.be/y2qaOVOuzCs |