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【第188回放送 4/4】繊細で優雅!三重県の伝統工芸品、稲藤の日永うちわができるまで | 三重県四日市市

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https://youtu.be/E6hgb3GaOaE

稲藤 公式サイト
https://inatoh.co.jp/

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江戸時代から伊勢神宮参詣客の土産物としてつくられていた三重県指定伝統工芸品。一本の丸い女竹(めだけ)を細かく割き、袋状に交互に編んだ形状は日永うちわならではのもの。立体的な竹を平らな扇状に張り上げる技術は、“張り3年、竹先10年”と言われるほど高い技術が必要とされ、柔らかく弾力に富んだしなりは、優雅な所作でやさしい風を生み出します。美人画や浮世絵、伝統的な和柄など図柄も美しく、伊勢型紙や松阪木綿、美濃和紙など地元の伝統工芸とコラボした作品など、工芸品としての価値も高く評価されています。

「扇子は自分をあおぐもの、うちわは人をあおぐもの」と教えてくださった㈱稲藤の稲垣会長。「香るうちわ」や「笛付きうちわ」など、新しい製品にも「おもてなしの心」が生かされています。

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