News

ニュース詳細
2018年03月25日

ESDスクール「三重の経済動向~次の三重県を考える」を開催しました

Standard Post with Gallery
株式会社百五総合研究所 荒木康行代表取締役社長を講師としてお招きし、3月のESD(持続可能な開発のための教育)スクールを開催しました。

一般参加者15名、学生参加者5名に「三重の経済動向~次の三重県を考える」を公聴していただきました。

三重県は、産業都市として発展してきました。荒木社長はその基盤により、三重県の景気は上昇傾向にあるといいます。
しかし、その中でもマイナス傾向なのが「小売業」と「観光」になります。
小売業のマイナスは圧倒的人手不足が原因で、20代30代の働き手が主に名古屋へ県外へ流出している状態が続きます。荒木社長は、外国人の人財確保が急務だとお話しされました。

一方、これまで「観光」に力を入れてこなかった三重県の課題を挙げられました。伊勢志摩サミットを初め、お伊勢さん菓子博などの国際・国際的イベントが終わり観光業が不安視される中、荒木社長は、「三重ブランドを世界に発信していかなければならない。そのために、国際会合を県内で開催し、多くの外国人を誘致させたい。」と述べられ、本年10月にブリュッセル国際コンクール主催で日本酒コンテスト「SAKE selection」を開催することを発表されました。「ポストサミット事業として、三重県の魅力を世界に発信し、インバウンドをはかりたい」と力強くお話しされました。

【講演内容ダイジェスト版】
前編
後編